こんにちは、VIDA HEALS 石綿めぐみです。
寒くなると室内で過ごす時間も長くなってきますが、日常生活で出ている
ダスト=ホコリ の中には私たちの身体に有害物質が含まれているものがあるのを
ご存知でしたか?
特に身体に有害とされる物質を含む「有害ダスト(Toxic Dust)」について、
アメリカ のジョージ・ワシントン大学生の研究によって( scientific study )科学的にも
証明されており、その有害ダストは以下のものになります。
<有害ダスト>
フタル酸エステル(Phthalates)
プラスチック製品、ビニール類、合成香料入りの化粧品、スプレーなどにも含まれる。
難燃剤(Flame retardants)
プラスチック、ゴム、繊維、建材、家電製品など燃えにくく/燃え広げにくくする
ように加工されている製品などに含まれる。
ビスフェノールA (Phenols, including bisphenol A)
飲料や食品の容器、缶詰(裏側)、哺乳瓶、食器類などの日用品にも含まれる。
過フッ素化合物類(Perfluorinated chemicals, or PFCs)
撥水加工されているような家具、カーペット、食品容器、靴、衣類、塗料、
皮製品用スプレー、靴、衣類、塗料のような製品に含まれる。
天然ではない香料を使用した芳香化合物または着臭剤(Fragrance chemicals)
主に洗剤類、柔軟剤、消臭剤、芳香剤、化粧品などに含まれる。
聞き慣れない名前のものが多いかもしれませんが、これらの有害ダストは私たちの
日常生活に密着しているものが多く、呼吸や飲食から簡単に体内に入ります。
特に子供やペットは、床やカーペットなどの上で過ごす時間が長いので有害ダストが
体内に入りやすいです。有害ダストがアレルギー症状を引き起こす原因となっている
場合もありますし、成長にも影響がでる可能性もあるので気をつけたいですね。
では具体的にどうするか、有害ダスト対策”7つのおすすめ方法” をご紹介します!
1、
天然の建材や家具(木や竹など)、繊維素材のカーペット、布、衣類など(綿、麻など)
を選び、特にカーペットや家具は化学化合物でコーティング加工されていないものを
選ぶ。子供やペットが遊ぶ遊具類などはプラスチック製品やビニール加工品ではなく
天然素材で有害ダストを含まないものを選ぶ。
2、
熱する調理器具(フライパンや鍋など)でテフロン加工製品を使用しない。
ステンレス製、ガラス製、鉄製などはOK
3、
ファストフード食、コンビニなどのお弁当、お持ち帰りテイクアウト食にはラップや
ビニール袋に包まれているものが多い為食べる機会を減らすこと。
レトルト食品などパック詰め、缶詰め食品の飲食を減らすこと。
ラップやビニール袋に包まれている状態で電子レンジなどで加熱しない。
4、
芳香剤、消臭剤、クリーニング剤、石けん類、化粧品、香水でも合成香料を使った
製品の使用を控える。天然の香料(アロマ精油や天然ポプリなど)や石けん、重曹など
ノンケミカルで有害ダストを含まない製品に変える。
5、
こまめに手洗いをすること。特に食事の前に子供の手を洗うこと。室内でも
ペットの手足を拭いてあげること。ただし、手洗い用石けんも天然のものでノンケミカル
の有害ダストを含まない製品を使用。
6、
掃除機のフィルターにも有害ダストが含まれているものが多いので、掃除機をかける
ときにはしっかり換気をして、頻繁にフィルターを掃除したり取り替えること。
7、
床掃除の際は、有害ダストが吸着されるように水拭き/水モップをかけるようにすること。
補足:
車のシートやハンドル、ベビーシートなどにも有害ダスト含まれているので、
車内の換気をこまめにしましょう。
これらのおすすめ方法を実行することで、有害ダストからの影響を少なくすること
ができるでしょう。既に有害ダストに対してのアレルギー症状が出ていた方には
これらを心がけることで改善がみられるかもしれません。
また、有害ダストを身体から排出するデドックスも必要ですね。
(デドックスに関しても近々ブログに書きたいと思っております。)
私たちの生活の便利性、利益の追求を理由に開発、使用されるようになったものが
結果として私たちに「有害」となる・・悲しく矛盾もありますが、
大切なのは、有害ダストがどれほど自分の身の回りにあるのかを知り
それを知った上でどのような日常生活を送るのかを選択し、健康を管理していく
ことだと思います^^
自然療法スペシャリスト
石綿めぐみ